
中国国際楽器ショーの視察記(写真付き!)
世界最大級の楽器ショーが開催され、
取引先との業務及び新規取引先の開拓、市場調査ということで、
バイヤーとしての立場で参加して参りました。
中国の民族楽器も若干ありましたが、ほとんどは
西洋楽器で、管楽器・弦楽器・鍵盤楽器のメーカーが
ブースを出し、世界各国のバイヤーと商談にしのぎを削っていました。
取引先から、中国市場における楽器流通のおもしろい話を
聞く事ができました。
私どもの取引先(以下J楽器)に、中国の競合他社の事を
たずねると、「はい。○○楽器さんはよく知っています。
先週マネージャーがうちに挨拶に来ていました。××楽器さんですか?
そちらは毎月来ますよ。」
なぜ?????
詳しく話を聞いてみると、○○楽器や××楽器はJ楽器の
最も安い商品を大量に買い付け、自社の刻印を打って販売しているとの事で、
中国では普通の事なんだそうです。
J楽器はフルートだけでも80品目以上のラインナップを持っているため、
今回弊社が日本に輸入して皆様にご紹介をしている総銀製の最高級品から、
原価が5千円以下の廉価製品までありますので、○○楽器や××楽器もJ楽器に
とっての重要な顧客なんですね。
弊社もこのショーやメールで数百件もの楽器(製造)販売メーカーに
様々な技術的問い合わせをしましたが、適切な返答が帰ってくる会社が
ごく一部であるというのは、こういう理由(自社で作った物ではないので
聞かれてもよくわからない)のためだったんだな〜と、良く理解できました。
ショーで見かけたユニークな商品をご紹介します。
(弊社の取扱商品ではございません)
すごい色のホルンですね!
テューバです。右からBb、Eb、F、F、オーバル型Bbバリトン
左に少し写っているのはC管のチューバ型4ロータリーバリトン
プエルトリコの民族楽器クアトロまで!
中国の弦楽器製作の腕前はたいしたもので、
クレモナのコンクールで金賞を受賞した方も数名いるようです。
シースルーのファゴットまでありました。
残念ながらこのメーカーの楽器は試奏の結果、×でした。
大勢の人でにぎわい、西洋の方も数多くきていました。
サックスは様々な色があり、
奇抜な(LASAXのような色合いの)物も数多くありました。
ペダルティンパニーやマリンバ、グランドハープもありますが、
輸入コストがかなりかかるため、むしろ日本よりも割高になりそう。
残念!
仕入先の一つの工場を見学に行ってきました
若者達がとてもまじめに働いていました。
出荷前検品を待つ楽器だそうです。